2022年12月23日金曜日

EAGLE Rotate コマンド メモ 2022/12/23

どうもdominoです。

EAGLEで指定した範囲のモノを原点を指定して角度移動したい時ありませんか?

例えばこのスイッチと配線された状態のものを選択した状態で角度配置したい時

このようにしたい時

マウスでの操作方法

選択ツールで範囲を選択してRotateツールで45度入力して
Ctrl+右クリックで原点(ここでは0,0)をクリックして回転させています。

原点をクリックしにくいし仮に回転させたい原点

コマンド入力方法

Groupツールで範囲を指定
Rotateツールをコマンド入力

Rotate␣R45␣(C>0␣0);

Rotate␣R45␣(C>0␣0); をコピペして貼り付けています。

ちなみに45度を8回繰り返すと元の位置に戻ると思われがちですが、
EAGLEは極座標ではない為誤差が生じてしまい元の位置に戻ることはありません。
スタート時
終了時

ほとんど誤差の範囲ですが、配線すると諸説が生まれてしまうためRotateツールを多用することはおすすめしません。
1度だけ使用してその後は動かさないという条件での使用をおすすめします。

2022年10月17日月曜日

EAGLE Smash コマンド メモ 2022/10/17

 dominoです。

EAGLEで一括でシルクを編集したい時ありますよね。

Smash ツールでポチポチやるのはとても面倒です。

Smash コマンド

一括でできる方法を書いておきます。

Group␣All;

ですべてを選択後に

Smash␣(>␣0␣0);

※注意"␣"は空白です。 念の為。

Group All;
Smash (> 0 0);

を入力すれば全部が適応後の状態になります。

一連の流れ


全部グループで選択後 Smashツールを選択後 Ctrl+右クリックでも全部適応できます。


ちなみに元に戻すにはSmash ツール選択後にShift+左クリックで戻せます。
その際シルクは元の位置に戻ります。
全部戻したい場合はグループで全部選択後にCtrl+Shift+右クリックで適応できます。

2022年10月10日月曜日

蛍石を拾いに行った話 2022/10/10

どうもdominoです。
岐阜県の笹洞蛍石鉱山に蛍石を拾いに行きました。
金山町観光協会が行っている
ほたる石鉱山 ミネラルハンティングガイドツアー
に参加してきました。
公式のInstagram
から予約の案内が出ています。
ものすごく予約しにくいので注意してください。

笹洞蛍石鉱山は岐阜県下呂市にある鉱山で、
ツアーに参加した時のガイドさんからは蛍石の産出量が日本で2番目で、
産出量が1番多い鉱山は山の反対側にあり実質同じ山を両側から採掘しているという話を聞きました。

ツアーですが集合場所は菅田集学校(旧菅田小学校)の2階にある理科室になっていて
坑道が現役の時に出ていた大きい蛍石が置いてあったりします。
ここでは、ツアーの説明を聞き蛍石の説明や注意点などが説明されました。
ヒルなどが出るので虫除けの説明や蛍石の見つけ方のコツなどを聞くことができます。

小学校からは車で鉱山の近くまで行きそこから徒歩で鉱山まで移動します。
鉱山までは徒歩20分ほどなのでそこまで大変では無いと思われます。
ただし、舗装されている道ではなく未舗装の登山道みたいになっています。
ぬかるみや小川などがあるのでツアーの注意事項にもあるように
長靴で行くことをおすすめします。
今回はヒルに噛まれることは無かったですが、噛まれる事もあるという事をガイドの方からも聞きました。その点からも長靴での参加をおすすめします。

坑道の近くまで行くと蛍石を拾うためのミニバケツを渡されるので
そのバケツ2つぶんぐらい拾えるらしいです。

小さな川がありその川を渡ると大きなズリ(鉱山で出た不要な石を捨てて置く場所)
があるのでそこで掘ったり拾ったりします。
強力なブラックライトがあればすぐに見つける事ができます。

このように地面には砕け散った蛍石や石に蛍石がついたものがゴロゴロ転がっているのでそこから好みの蛍石を探すことになります。

このようにブラックライトで照らせばものすごく青く光る石が沢山転がっています。
めちゃくちゃ割れやすいのでミニバケツにいれて集めるのをおすすめします。
大きいバケツに入れておくと割れてしまうことがあります。
拾った石の中でも蛍石単体のモノをあつめてみました。
緑色のものや青みがかかったものピンク色のもの白いものが集まります。
ブラックライトで照らせば真っ青に光ります。

2時間ほど拾った後に、笹洞蛍石鉱山の坑道の中40mほどを見学させてくれます。
ヘルメットを貸し出してくれるので被ったあと奥まで行き
坑道の床に散らばっている蛍石をブラックライトで照らしてくれます。
その後は小学校まで戻り蛍石を加熱して光らせたり、標本にする用の箱やラベルをもらえます。


蛍石を取りに行った感想ですが、こんなに蛍石が落ちているとは想像していなかった為どれを拾えばいいのかわからなくなるのはびっくりしました。
自分のほかに家族連れのグループなど5組ほど参加していて、
全員で20人ほどで蛍石を拾いに行くことになったのですが、
これは予約が取れたツアーがたまたま初めての方限定になっていたので
比較的初心者の方が集まった結果だと思われます。
小学生の子供なども参加していてとても楽しそうでした。
様々な方が参加しているツアーに参加するのは初めてだったのでとても新鮮でした。



一部ツアーの注意事項にも書いてありますが
ヒルが出ます
・トイレは集合場所の小学校にしかありません。
長靴が必須
強力なブラックライトが必要
・川の中や砂の中を探すのでとても泥まみれになります。
蛍石を持って帰る用の袋(大きいモノを持って帰るには頑丈な袋が必要)
・防水の作業用の手袋があれば怪我防止になります。
上記を注意すれば大丈夫です。


というわけで、蛍石を拾ってきた話でした。