2024年8月18日日曜日

Maker Faire Tokyo 2024に出展します。

Maker Faire Tokyo 2024に出展します。
●会場
東京ビッグサイト

●日時
2024年9月21日(土) 12:00~18:00(予定)
2024年9月22日(日) 10:00~17:00(予定)
※入場は終了の30分前まで

●URL
入場料がかかります。詳しくは上記URLから

●展示物
プラグハーモニーという作品を出します。
音楽のハーモニーとコンセントのプラグを合体させた作品です。
電子楽器同士を接続するMIDIを利用してコンセントをリズムよく制御します。
音楽にあわせて電球が光ったり小さな家電などが動きます。

前から展示しているマグネットコンタクタドラムの12チャンネル版です。
マグネットコンタクタを12個用意すると地震が起きそうなのでSSRだけにして、
代わりにコンセントを用意して小型家電を動かせるようにしたものです。

まだ完成してないので、写真は有りません。
当日完成しているのを祈っていてください。

イベントの自分のページです。

また、先日告知したSMD Challenge Badgeも20セット程度用意しています。
よろしくお願いします。

2024年8月9日金曜日

SMD Challenge Badge

突然だけど、どこまで小さな表面実装部品を正確に手作業ではんだづけができるのか
試してみたくなってしまいました。

小さい部品を手作業ではんだづけするキットや製作記事が無いかとインターネットの海を
漂流していると面白いプロジェクトを発見しました。

Hackaday.io "An Unfortunate SMD Project"

このプロジェクトは5種類のサイズの部品 1206,0805,0603,0402,0201(inch)の
LEDと抵抗、8pinのSOICパッケージのマイコン、表面実装のコンデンサとCR2032で
構成されていて、最終的にバッジとして身につけることができるようになっています。
小さな部品が使われていて手作業でのはんだづけに挑戦しがいのあるプロジェクトになっています。

基板の販売やキットの販売などもやっているようですが、日本向けに発送は残念ながら今は無いようなので、
自分で作る事にしました。せっかくならオリジナルでつくりたいよね

●基板設計

プロジェクトを丸パクリ参考にして部品配置やパターンなどを見直し、作り直した基板がコレです。

直径は32mmの丸い基板になっています。
裏面にはCR2032とバッジ用の金具 "貴和製作所 ウラピン No.101 ニッケル"
がはんだ付けできるようになっています。

部品配置や表面実装部品のパッド形状やパターン設計を見直して、かっこいいバッジに設計し直しました。
本家の基板と違う箇所は、CR2032の電池ホルダがスルーホール部品になっている箇所と、
ピンバッジからブローチピンに変更した箇所になっています。
またLEDと抵抗の配置はパッドの端で揃えてあります。

本家はとても親切なのでLEDや抵抗が正しく実装できたのか確認できるように電極が用意されていますが、
自分の設計した基板には確認用の電極は用意していません。
仮に間違った向きにLEDをはんだ付けしてしまっても、3216や2012や1608といった大きな部品なら、
比較的簡単にはんだ付けをやり直す事ができますが、1005や0603の部品を手作業で取り外すのはとても大変な作業に
なります。
さらに、外した部品を正しい向きではんだ付けし直すのはとても難しい作業になるという点から
間違っている事が確認できても修正は困難を極める事から、光らなかったら諦める事にしたので、
確認用の電極はあえて用意していません。

●発注した基板

完成した基板
基板はJLCPCBで製造しました。
黒色の基板で製造すると程よくつや消しの黒の基板が出来上がるのでとてもカッコイイです。
今回は25枚製造して$6.10でした。
いつもお世話になっております。

●回路の説明

回路図

ATtiny13Aを使用して5つのLEDを点灯させています。
LEDと直列に入っている電流制限抵抗は全て1kΩにしてあります。
LEDを別の色で実装したい時に抵抗まで購入しなくて良いようにするためです。
3216,2012,1608,1005,0603のLEDはアキバでも通販でも簡単に手に入ります。
好きな色のLEDで実装することができます。
追記 2024/11/12 1005の抵抗だけ2.2kに変更してあります。
好きな色のLEDを実装する人は居ないらしいので。緑色のLEDが眩しかったので...

T1-T6は基板表面にある6つのパッドでマイコン書き込み用の端子です。
ピッチは2.54mmになっています。
書き込み用のプローブピンなどが使用できるようになっています。

●LEDの向きの確認

この基板の最大の難所はLEDのカソードの向きを確認する事です。
3216や2012などの大きなチップはカソードの向きを確認するのは簡単ですが、
1608や1005のサイズになってくると確認はできても結構な確率で間違いが発生します。
0603にもなると肉眼ではカソードの向きを確認することはほぼ不可能に近いので、
顕微鏡やルーペを使用して確認するしかありません。
確認する手段が無い場合は50:50の確率で勝負に出るしかありません。
一応カソードの向きがわかるようによく出回っているLEDのカソードマークの一覧を置いておきます。

チップLEDのカソードの向き

本来ならLEDを逆に取り付けても光るように設計するほうが良いと思いますが、
使うマイコンが8pinで制約の無いポートは5つしか無いので、逆に取り付けられたLEDを
光らせる事は諦めることにしました。

逆に取り付けられたLEDを検出し光らせる方法は
こちらに詳しく載っています。

●0603のチップの大きさ

米つぶに載せた0603(metric)のLEDと抵抗

0.6mm x 0.3mmのチップは流石に小さいです。
とても尖ったピンセットじゃないとそもそも掴むことすら不可能でした。
流石に落としたり飛ばしたりすると見つけることは不可能でしょう。
お米こんなに大きかったっけ?

●実装してみた。

自分が初めてはんだ付けした基板はコレです。(洗浄してなくて汚くてごめんなさい)
 動作状況のGIF画像(実体顕微鏡越しに撮影)

●実装した感想

0603(Metric)のはんだ付けは想像以上に難しくとても時間がかかりました。
理由はLEDの向きの確認もそうですが、そもそもこのLEDは裏面にしか電極がありません。
はんだづけするパッドの大きさも手はんだできる限界に近い大きさにしてしまったので、
LEDからはみ出たパッドの面積は、LEDから僅かにパッドが見えているだけしかなく、
普段はんだ付けに使用しているHAKKOの"T12-BC2Z"のコテ先ではそもそも温める事すら不可能でした。
先がある程度尖っていてパッドに当てることができるコテ先を選ぶのに時間がかかってしまいました。
色々試した所、手持ちで一番小さいHAKKOの"T12-BCF1Z"ではんだ付けに成功しました。
LEDのはんだ付けは基板のパッドにハンダを盛っておき、ハンダコテでパッドを温めてハンダが溶けた
タイミングでそっと上からLEDを乗せる事ではんだ付けに成功しました。
しかし、使い慣れていない先端の尖ったコテ先で他の部品をはんだ付けする際にレジストを剥がしてしまった箇所があり、尖ったコテ先の取り扱いは難しいなと思いました。

右側の四角い電極がカソード

0603のLED以外は普段からはんだ付けしている大きさなのでそこまで苦労すること無くはんだ付けできました。
20分ぐらいで全ての部品のはんだ付けができました。そのうちの半分は0603のLEDと格闘していました。

実はC1をはんだ付けし忘れているのでそのうち載せておきます。
追記:載せておきました。2024/08/10

●基板の配布

せっかく作った基板なので色んな人にも挑戦してほしいなと思ったので、
Maker Faire Tokyo 2024
の自分のブースでキットとして販売します。
価格は1000円です。
20個程度は用意できると思います。

0603サイズのLEDと抵抗は予備が1個づつ入っています。
マイコンは書き込み済みにしておきます。
簡単なプログラムしか入っていないので、気に入らない場合は自分でなんとかしてください。

先端がよく尖ったピンセットと健康的な視力
たくさんの忍耐、粘り強さ、そして前向きな姿勢!
を準備してから組み立ててください。

そのうちBOOTHとかでも販売するかもしれません。
どうしてもキットが欲しい場合、DMやメールなどで連絡ください。

BOOTHで販売開始しています。
申し訳ありませんが不定期入荷なのでどうしても欲しい場合はTwitterなどで在庫を補充してと連絡ください。

完成しても、しなくてもTwitterに#SMD_Challengeで投稿!!!
チャレンジだからLEDが光らないところがあっても大丈夫!!自分を褒めよう!!!
完成したバッジとお米

バッジを手に持つとこんな大きさになっています。

●バッジを完成させた人物の一覧

dominodaosi106 2024/08/10
@kikyouya_wa 2024/09/10
@chrogoma 2024/09/21
@nao_denha 2024/09/23
@YSNR_YSD 2024/09/24
@nob105 2024/10/06
@mrc_je_cours 2024/10/09
@iwamechatronics 2024/10/10
@necobut 2024/10/12
@micron_m 2024/10/13
@kuwahara82 2024/10/18
@tank_make_key 2024/10/18
@acid_rana 2024/10/20
@fues_ 2024/10/21
@BNG_spo 2024/10/24
@BREAK_BROTHER 2024/10/26
@kuro23112 2024/10/26
@sigma_scitech 2024/10/26
@keshinomi_88pro 2024/10/27
@y1215v 2024/11/01
@pcjpnet 2024/11/01
@pons658 2024/11/02
@IBUKI_1377m 2024/11/02
@imakami 2024/11/02
@rikeden_net 2024/11/03
@GOROman 2024/11/03
@PoL8139 2024/11/04
@comoneko 2024/11/06
@Monjannbo 2024/11/09
@murenezumi 2024/11/09
@74th 2024/11/09
@shapoco 2024/11/12
@akira_you 2024/11/12
@genmeisui 2024/11/12
@nyamio 2024/11/13
@john_kon 2024/11/14
@kokametech 2024/11/14
@GENKAKU1999 2024/11/15
@ooISHoo 2024/11/15
@botanicfields 2024/11/16
@TKY_JP1_CNT 2024/11/17
@GEH00073 2024/11/17
@tomozh 2024/11/17
@kousyun666 2024/11/18
@chibo_21 2024/11/20

2024年4月18日木曜日

ATtiny2313 ヒューズビット メモ 20240418

Tiny2313
 クロックの種類 ヒューズ設定
 内蔵RC 500kHz (8分周あり)-fL01100010 -fH11011111 -fx00000001
 内蔵RC 4MHz (8分周なし)-fL11100010 -fH11011111 -fx00000001
 内蔵RC 1MHz (8分周あり)-fL01100100 -fH11011111 -fx00000001
 内蔵RC 8MHz (8分周なし)-fL11100100 -fH11011111 -fx00000001
 外部クロック信号 (8分周なし)-fL11100000 -fH11011111 -fx00000001
 セラミック 3-8MHz-fL11001101 -fH11011111 -fx00000001
 セラミック 8MHz~-fL11001111 -fH11011111 -fx00000001
 クリスタル 3-8MHz-fL11111101 -fH11011111 -fx00000001
 クリスタル 8-20MHz-fL11111111 -fH11011111 -fx00000001

Low7 CKDIV8 クロック分周初期値 (1:1/1, 0:1/8) Hi7 DWEN (On-Chipデバッグ 1:無効, 0:有効)
   6 CKOUT (0:PD2にシステムクロックを出力)      6 EESAVE (消去でEEPROMを 1:消去, 0:保持)
   5 SUT[1] 起動時間                            5 SPIEN (1:ISP禁止, 0:ISP許可) ※Parallel時のみ
   4 SUT[0] 起動時間                            4 WDTON (WDT 0:常時ON, 1:通常)
   3 CKSEL[3] システムクロック選択              3 BODLEVEL[2] (111:Off, 110:1.8, 101:2.7, 100:4.3)
   2 CKSEL[2]                                   2 BODLEVEL[1]
   1 CKSEL[1]                                   1 BODLEVEL[0]
   0 CKSEL[0]                                   0 RSTDISBL (RESETピン 1:有効, 0:無効(PA2))

どこかにあった記事を記憶を頼りに再生成しておく、間違ってたらごめん

2023年3月30日木曜日

NT高の原 2023/03/30

どうも、dominoです。
NT高の原に参加してきました。
奈良県の高の原という場所で行われた「愛校祭」という廃校になる予定の校舎でやるイベントの中で行われたNTイベントでした。
校舎とのお別れ会みたいな感じで、元在校生が思い出を語りながら歩いていたりしました。
「ココの理科室の前に蜂の巣あったよなぁ」とか思い出がちらほら聞こえてきて、自分は通っていないのに何故かノスタルジックな感情が湧いていました。

新作はヴァンデグラフです。
これはイベント前にテスト動作させている時のもの
当日は湿度が高く20mm程度の放電でした。
調子の良い時は50mmを超える大きな放電が起きます。

あとはテスラコイル3台とマグネットコンダクタードラムを持ち込んで展示しました。
楽曲は"まもるクンは呪われてしまった!" から"Karakuri Spirits"

楽曲は"TM NETWORK" から"GET WILD'89"
マグネットコンダクタドラムが動いているのがよく分かる。

久々の展示だったので何か忘れていたり、動かなかったり不安でしたが無事に持っていった作品はすべて動作したし、楽しく展示をすることが出来ました。

自分の展示の様子。@VVVF38360190 さんに撮ってもらったもの

コレは暗幕を取り付けながらGET WILD'89を垂れ流ししているのを嫁に撮影されていたもの。

これは嫁に撮ってもらったもの。(いつもありがとう)
展示をしているというより遊んでるようにしか見えない。

こちらはノリノリで演奏している動画、これも嫁が撮ってくれたもの。ありがたい

●他の人の作品



タマゴさん @86723nasogamat 右 Pv電子制作所 @VVVF38360190 
どちらもVVVFインバータですがいろいろ駆動回路や制御系が異なり複雑すぎてよくわかりませんでした。同じ暗室に展示していたので、モーターから出る音を楽しませてもらいました。

Pv電子制作所さんにはスタイロフォンを繋いだうちのテスラコイルで遊んでもらいました

巴波重工 @Shyasuna のエグゾーストキャノン達
ニコニコ動画やアリエナイ理科の教科書でおなじみのエグゾーストキャノンの実物
とんでもなく大きな音が出て流石その道のプロという感じでした。

クリップマン clip artwork ←You Tubeチャンネル の等身大自作等身大人、3号さん改
ニコニコ動画で見て、とても興味があった作品、とても作り込まれていて今後どのようになるのかとても楽しみです。

Kondou製作所 @kondou_takeshi さんのボイド管スピーカー
あまり説明を聞けなかったのでOgaki Mini Maker Faire 2022に展示されていた時から何が変化したのかわからなかった。音は素晴らしく良いしとてもローコストで作られているので挑戦しやすい自作スピーカーになっているらしいです。

ikkei @jh3kxm さんのLEDバッジ虹色ライトやLEDネックレス
展示台を自分で持ってきて簡易暗室みたいになってとても見やすいので参考にしたい。

ひいらぎ(柊工房)@hill_cape のガラス管時計空中配線時計
いつも素晴らしい空中配線をされている方
販売できるほど生産しているのはやる気がすごすぎる。

hsgw @hsgw さんの自作キーボード
自作キーボード流行っているから自分もなにか作ってみたくなった

ゆういちろう@yuuitirou528 のペルチェ霧箱
ペルチェは水冷で冷やしているらしい、それにしてはめちゃくちゃ小さい気がする。
奥のは説明を聞いていないけれど水中ロボットらしい。

KKT @kkkkkkkkk_t のHFテスラコイル
同じ暗室で展示していたテスラコイルでオーディオ変調で音楽が流せるもの
周波数が4MHzぐらい(聞き間違いかも)の常時放電のテスラコイルでした。
周波数が高いことで周りにおいてある放電管の光り方が普段と違うので楽しかった。
コイルの手前で盛大に光っているのはニキシー管

デゴチ@degochi さんのラーメン屋台
どうやら新幹線にのせて持ってこれるほど分解できるらしい。
今回は車でもってきたらしい。


様々な展示があり、いつもの#NT京都のようなゆるい展示が多く、とても楽しめました。
Twitterに沢山の動画や写真が上がっているので、#NT高の原で検索してみてください。
またYモードPさんがまとめをつくってくれているのでそちらからも当日の様子がわかります。
前日まではこちら→https://togetter.com/li/2103971
前日のまとめはこちら→https://togetter.com/li/2109444 
当日まとめはこちら→https://togetter.com/li/2111066


●反省点

・自分のブースの写真を取り忘れている。
あとで、こんな展示をしていたなぁとか自分の展示を振り返るのに必要
あとから開催を知った人も、どんなイベントだったのか雰囲気を知ることができるかもしれないし、ちゃんと撮影したり、撮ってもらったり、SNSに垂れ流ししておくことが大切だと感じた。
一応ブログに載せれる程度は撮っているけれど、配置をもっとこうしたほうが良かったとか覚えておけそうなのでいろいろ撮っておけばよかった。

・自分の近くで展示している作品の写真を取り忘れていたこと
せめて、近くの人の展示は写真取ったり質問したりしよう。

・他の人の作品あまり見れていない。
自分の展示を動かす所に力を入れすぎて他の人の作品をあまり見れなかった。

・他人の作品に質問できなかった。
コロナ禍で質問する機会が減ってしまい、何を質問したらいいのかわからなくなっていて、後日「ああいう所どいうやって作ってるのか」「こういう所はどうしているのか」とかいろいろ質問したいことが後からたくさん出てきた。

・投げ銭箱の置き忘れ。
投げ銭という文化を完全に忘れていました。
基本的に出展者も見学者もお互いコミュ障なので、少しでもコミュニケーションをやりやすくする必要があり、
展示を見に来たけれど投げ銭箱がおいてないから投げ銭を声かけてまで渡すのは躊躇してしまうから、投げ銭箱は設置するべきだった。
デメリットとして投げ銭箱に入っているお金の監視をしないといけなくなります。

・名刺をもっとわかりやすい場所に設置するべきだった。
これは、見学者が名刺を声かけてまでいただくのはためらってしまうのを避ける為、予めわかりやすい場所に設置して"ご自由にお取りください"みたいな設置をするべきだった。

・コミュ障すぎて、出展者も見学もしゃべらない。
3年ぶりぐらいのイベントだったので、どんな質問してたっけみたいになって作品を見たら満足してしまったし、自分もどんな説明していたかを忘れてしまっていた。

・顔や名前を忘れている人が思ってたより多かった。
久々のイベントなのに、以前のイベントに来てくれた人の顔を忘れている上にマスクをしているのでよりわからなくなっていた。(あの人誰だったんだろう...ごめんなさい...)

・初参加の人のフォロー
はじめてNTに参加する人もいたので、もう少し配慮をしてあげればよかった。
初めて参加するのでどのように展示したり、他の人の展示を見回ったりすればいいのかわからないためフォローしてあげればよかった。

・イベント告知忘れ
後から開催を知った人が意外と多く告知をすればよかった。
ブログ更新を怠けていたので反省しています。
展示できそうな人にも声をかければよかった。
Twitter上で後から開催を知った人展示したかった!などのつぶやきを複数見たので、誘ったりすればよかった。

・出展者同士のコラボ
あれとコレ繋げて遊ぼうぜ!!!みたいなのもう少しやればよかった。

・展示説明の貼り忘れ
展示説明を持っていったのに一部貼り忘れていて(マグネットコンダクタドラムや19インチラック電源など)持っていった作品に気が付かない人が多かった。
特に問題はないけれど、テスラコイル以外の展示物に興味を持ってくれる人もいるので
忘れて展示している場合ではなかった。

・フロッピーの被り物をあまりかぶらなかった。
自分はフロッピーディスクの被り物をしている事が多く、Twitter上ではその認知度が高いので、むしろ被ってないと誰かわからない。もっと被って遊んでおけばよかった。

・他の出展者に名乗り忘れる。
他の展示を見に行った時に、向こうがdominoということに気がついてくれると問題ないけれど、
自分だとわかってくれているつもりで向こうが認知していない事もあるので、できれば毎回名乗ったほうが良いと思った。
コロナの間展示会に出ていなかったので顔を忘れている人ももちろんいるし、そもそもフロッピーの被り物をしている以外の顔を知らない人もいるので、ちゃんと名乗ったほうが良かった。

・テスラコイルの演奏
会場でmidi編集しようと思ってたけれど、思いの外忙しくて
自分の趣味全開の曲しか演奏できなかった。
あと周りの展示している方に配慮が少し足りなかった。
まじでうるさくてごめん...

・離席中のパネル作ったのに置き忘れ
離席中に連絡取れるようにいろんな連絡先書いたパネルを用意していたけれど
完全に忘れて放置して展示を見たり、ご飯を食べてました。
ごめんなさい

以上レポートでした。

2022年12月23日金曜日

EAGLE Rotate コマンド メモ 2022/12/23

どうもdominoです。

EAGLEで指定した範囲のモノを原点を指定して角度移動したい時ありませんか?

例えばこのスイッチと配線された状態のものを選択した状態で角度配置したい時

このようにしたい時

マウスでの操作方法

選択ツールで範囲を選択してRotateツールで45度入力して
Ctrl+右クリックで原点(ここでは0,0)をクリックして回転させています。

原点をクリックしにくいし仮に回転させたい原点

コマンド入力方法

Groupツールで範囲を指定
Rotateツールをコマンド入力

Rotate␣R45␣(C>0␣0);

Rotate␣R45␣(C>0␣0); をコピペして貼り付けています。

ちなみに45度を8回繰り返すと元の位置に戻ると思われがちですが、
EAGLEは極座標ではない為誤差が生じてしまい元の位置に戻ることはありません。
スタート時
終了時

ほとんど誤差の範囲ですが、配線すると諸説が生まれてしまうためRotateツールを多用することはおすすめしません。
1度だけ使用してその後は動かさないという条件での使用をおすすめします。

2022年10月17日月曜日

EAGLE Smash コマンド メモ 2022/10/17

 dominoです。

EAGLEで一括でシルクを編集したい時ありますよね。

Smash ツールでポチポチやるのはとても面倒です。

Smash コマンド

一括でできる方法を書いておきます。

Group␣All;

ですべてを選択後に

Smash␣(>␣0␣0);

※注意"␣"は空白です。 念の為。

Group All;
Smash (> 0 0);

を入力すれば全部が適応後の状態になります。

一連の流れ


全部グループで選択後 Smashツールを選択後 Ctrl+右クリックでも全部適応できます。


ちなみに元に戻すにはSmash ツール選択後にShift+左クリックで戻せます。
その際シルクは元の位置に戻ります。
全部戻したい場合はグループで全部選択後にCtrl+Shift+右クリックで適応できます。

2022年10月10日月曜日

蛍石を拾いに行った話 2022/10/10

どうもdominoです。
岐阜県の笹洞蛍石鉱山に蛍石を拾いに行きました。
金山町観光協会が行っている
ほたる石鉱山 ミネラルハンティングガイドツアー
に参加してきました。
公式のInstagram
から予約の案内が出ています。
ものすごく予約しにくいので注意してください。

笹洞蛍石鉱山は岐阜県下呂市にある鉱山で、
ツアーに参加した時のガイドさんからは蛍石の産出量が日本で2番目で、
産出量が1番多い鉱山は山の反対側にあり実質同じ山を両側から採掘しているという話を聞きました。

ツアーですが集合場所は菅田集学校(旧菅田小学校)の2階にある理科室になっていて
坑道が現役の時に出ていた大きい蛍石が置いてあったりします。
ここでは、ツアーの説明を聞き蛍石の説明や注意点などが説明されました。
ヒルなどが出るので虫除けの説明や蛍石の見つけ方のコツなどを聞くことができます。

小学校からは車で鉱山の近くまで行きそこから徒歩で鉱山まで移動します。
鉱山までは徒歩20分ほどなのでそこまで大変では無いと思われます。
ただし、舗装されている道ではなく未舗装の登山道みたいになっています。
ぬかるみや小川などがあるのでツアーの注意事項にもあるように
長靴で行くことをおすすめします。
今回はヒルに噛まれることは無かったですが、噛まれる事もあるという事をガイドの方からも聞きました。その点からも長靴での参加をおすすめします。

坑道の近くまで行くと蛍石を拾うためのミニバケツを渡されるので
そのバケツ2つぶんぐらい拾えるらしいです。

小さな川がありその川を渡ると大きなズリ(鉱山で出た不要な石を捨てて置く場所)
があるのでそこで掘ったり拾ったりします。
強力なブラックライトがあればすぐに見つける事ができます。

このように地面には砕け散った蛍石や石に蛍石がついたものがゴロゴロ転がっているのでそこから好みの蛍石を探すことになります。

このようにブラックライトで照らせばものすごく青く光る石が沢山転がっています。
めちゃくちゃ割れやすいのでミニバケツにいれて集めるのをおすすめします。
大きいバケツに入れておくと割れてしまうことがあります。
拾った石の中でも蛍石単体のモノをあつめてみました。
緑色のものや青みがかかったものピンク色のもの白いものが集まります。
ブラックライトで照らせば真っ青に光ります。

2時間ほど拾った後に、笹洞蛍石鉱山の坑道の中40mほどを見学させてくれます。
ヘルメットを貸し出してくれるので被ったあと奥まで行き
坑道の床に散らばっている蛍石をブラックライトで照らしてくれます。
その後は小学校まで戻り蛍石を加熱して光らせたり、標本にする用の箱やラベルをもらえます。


蛍石を取りに行った感想ですが、こんなに蛍石が落ちているとは想像していなかった為どれを拾えばいいのかわからなくなるのはびっくりしました。
自分のほかに家族連れのグループなど5組ほど参加していて、
全員で20人ほどで蛍石を拾いに行くことになったのですが、
これは予約が取れたツアーがたまたま初めての方限定になっていたので
比較的初心者の方が集まった結果だと思われます。
小学生の子供なども参加していてとても楽しそうでした。
様々な方が参加しているツアーに参加するのは初めてだったのでとても新鮮でした。



一部ツアーの注意事項にも書いてありますが
ヒルが出ます
・トイレは集合場所の小学校にしかありません。
長靴が必須
強力なブラックライトが必要
・川の中や砂の中を探すのでとても泥まみれになります。
蛍石を持って帰る用の袋(大きいモノを持って帰るには頑丈な袋が必要)
・防水の作業用の手袋があれば怪我防止になります。
上記を注意すれば大丈夫です。


というわけで、蛍石を拾ってきた話でした。